My Favorite Cue キケル/KIKEL #144 キケル・キューです。コロラド州に住む、デビッド・キケルが製作しているキューです。創業は1980年代後半という熟練キューメーカーなのですが、製作本数が少ないので、特に日本国内ではあまり見かけないキューです。独特のデザインと工作技術には定評があり、腕前を見込まれて大手の販社と契約して特別製のキューを製作したこともありました... 2021年10月14日
My Favorite Cue シュレーガー/SCHRAGER #143 大御所バート・シュレーガーのキューです。お客様から投稿していただいたもので、入手されたのは30年ほど前とのことですが、製造されたのはそれよりもかなり古い年代の物と思われます。一見して分かるように、よくあるショートスプライス構造ではなく、フルスプライスポイントのキューとなっています。いわゆる「本ハギ」と呼ばれるものです。... 2021年9月25日
My Favorite Cue バイキング/VIKING #142 ウイスコンシン州のメーカー、バイキングのキューです。アメリカの3大マスプロダクション・キューメーカーといえば、マクダモット、メウチ、そしてこのバイキングというイメージですね。ビリヤード歴の長い人ならこれら3社のキューを見たり使ったりした経験をお持ちでしょう。バイキングは1965年、マクダモット、メウチはどちらも1975... 2021年9月8日
My Favorite Cue ショーン/SCHON #141 ウイスコンシン州のミルウォーキーに工房がある、ショーン・キューです。創業は1981年で、外観からは伝統的な構造・デザインを踏襲したキューのように見えますが、フェノリック樹脂のコアを持つステンレスのジョイントなど、後のキューメーカー達の多くが採用するような優れた構造を開発したメーカーです。現在も製造は続けられており、過去... 2021年8月19日
My Favorite Cue ランボー/RAMBOW #140 ハーマン・ランボーのキューです。日本ではあまり知られていないと思います。「ランボー」と聞いて映画ではなく、キューメーカーの事を思い浮かべる人は相当なキューマニアですね。おそらく日本国内でランボー・キューの実物を見たことがあるという人はごく僅かでしょう。スタッフ野田もアメリカでしか見たことが無く、初めて目にしたのは名匠バ... 2021年7月15日
My Favorite Cue コグノセンティ/COGNOSCENTI #139 コグノセンティ・キューです。1990年代に、NC旋盤を駆使した斬新なデザインとエポキシ樹脂製のジョイントピンなどの新機軸で一世を風靡したキューです。製作者のジョー・ゴールドはシカゴ近郊に住んでいて、地元では名の知られたトーナメントプレーヤーでした。家具の製作を生業としいて、趣味でバイクの部品を作ったりしていたジョーは、... 2021年7月8日
My Favorite Cue ジナキュー/GINACUE #138 ジナキューです。名匠アーニー・ギュテラスの手によるあまりにも有名な、カスタムキューの中でも最高峰との評判を得ているメーカーの1つです。デザインの秀逸さもさることながら、妥協を許さない高品質さと工作精度の高さを併せ持つ、稀代のキューメーカーと言っても差し支えないでしょう。今回ご紹介するジナキューは、「シャカ・ズールー」と... 2021年6月16日
My Favorite Cue メウチ/MEUCCI #137 アメリカの歴史あるキューメーカーの1つ、メウチです。アメリカ製の3大量産キューメーカーといえば、マクダモット、バイキング、そしてこのメウチを挙げる方が多いと思います。創業者ロバート・メウチがキュー製作を開始したのが1975年ですので、半世紀近い歴史があります。このキューは1980年代後半に製作・販売された、メウチのプロ... 2021年5月27日
My Favorite Cue タッド/TAD #136 お客様より投稿いただいたタッド・キューです。シリアルナンバーが1300番台のキューで、オーナーの方はこのキューをもう28年間も使い続けているそうです。タッドキューのファンが日本にたくさんいらっしゃることは言うまでもなく、それゆえにこのコーナーでご紹介する機会も多くなっています。下記の写真はFMCCというイベントでタッド... 2021年5月12日
My Favorite Cue プルーイット/PREWITT #135 プルーイット・カスタムキューです。カリフォルニア州のキューメーカー、エド・プルーイットの作品です。プルーイットについてはいろいろ謎が多く、キューメーカー自身についての情報があまりありません。製作本数が非常に少ないためにあまりメーカー名は知られていませんが、その製作技術は高く、高級カスタムキューが好きな人なら品質の確かな... 2021年4月22日
My Favorite Cue タッド/TAD #134 マイフェイバリットキューの常連キュー、タッドです。タッドは昔から日本人好みのキューとして多くが輸入され、アメリカより日本国内の方がたくさん存在するのではないかと言われるほどです。ちょっと昔の話になりますが、タッドはキュー切れは良いがコントロールが難しいジャジャ馬キューとだいう評判がありましたが、同時にタッドキューを使い... 2021年3月30日
My Favorite Cue アダム/ADAM #133 お客様から投稿された、40年以上前に製作されたアダム・キューです。イベリア(IBERIA)というモデル名が付いています。現在のアダムキューでは見られないデザインです。1976年のアダム社のカタログにこのキューが掲載されています。 また、ブルーブックでもこのキューが紹介されています。 勿論、製作された当時にはコンピュータ... 2021年3月11日
My Favorite Cue ビリヤード雑誌「ポケットハウス」その4 #2 こんにちは、スタッフ野田です。「ポケットハウス」第4号 #2のご紹介です。25ページ目からになります。 エキサイトナインボールの紹介です。参加者は何と282名!5セット先取の短期戦なので、腕の他に運もないと勝てないトーナメントですね。女性プレーヤーの活躍が取り上げられています。当時は女性ながら腕の立つプレーヤーが結構い... 2021年3月5日
My Favorite Cue ショーン/SCHON #132 オールドファンならお馴染みのブランド、ショーンです。名職人として知られるロバート・ランドが盟友テリー・ロミーネと立ち上げたブランドですが、ロバート・ランドは自分のブランドでもキューを作っています。1980年代に映画ハスラー2のブームで日本に多くのショーン・キューが輸入されて知られるようになりました。当時は通常ラインのR... 2021年2月26日
My Favorite Cue カーセンブロック/KERSENBROCK #131 カーセンブロック・キューです。鬼才と呼ばれるデビッド・ポール・カーセンブロックの作品です。年間製作本数が数本程度という寡作であることが知られていますが、特に最近は高齢であることと、手の込んだデザインのキューしか作っていないことから、さらに製作本数が減っているようです。 フォアアームです。黒檀のバットにメイプルで長短のハ... 2021年2月11日