カーセンブロックです。
サウスウエストキューの創設者ジェリー・フランクリンにキュー製作を教えたというキューメーカーの大御所で、時に奇抜なデザインのキューを作ることで有名です。
勿論CNC等一切使わず、すべて手作りです。
このキューには「Negative Space」という名前が付いており、製作されたのは90年代初期の頃のようです。
一目でカーセンブロックだと分かるデザインで、各所に「普通はそんなことしないだろう」と言いたくなるようなこだわりが見られます。
フォアアームです。
カーリーメイプルに黒檀で「Duality」と呼ばれるカーセンブロック独特の形のハギが入っています。
ハギの中にはアバロニ(アワビ貝)を2本のスターリングシルバーでつないだインレイが入っています。
ハギの中のインレイのアップです。
アバロニとスターリングシルバーの配置が良く分かります。
ハギとハギの間に入っているインレイです。これもアバロニとスターリングシルバーで構成されています。
このインレイとハギが交互に3本ずつ入っています。
バットスリーブです。
フォアアーム同様、カーリーメープルのベースに黒檀とアバロニのインレイが交互に3個ずつ入っています。
黒檀のインレイは花瓶のような形をしていて、上下にスターリングシルバーの王冠形の装飾が付けられています。
長方形のアバロニインレイの上下にも同様の装飾が入っています。
ジョイントです。
オメガのジョイントピンを使用したフラットフェイスジョイント仕様となっています。
カーセンブロックはオメガキューの製作にも協力しており、それゆえにブランド名が「OMEGA/DPK」となっています。
ジョイントカラーにも王冠形の装飾が付いています。
ここでジョイントカラーとバットキャップを比べて見ていただきましょう。
ジョイントカラーもバットキャップも黒檀で作られているのですが、メイプルとの境目に黒檀の半円形の出っ張りが複数あることが分かります。
これは後からインレイで入れられたものではなく、ジョイントカラー/バットキャップと一体加工されているのです。ということは、メイプル側もこれに合わせた半円形のくぼみを加工してピッタリ合うようにされているということです。
どうしてそんな面倒なことをするのかと問われても、カーセンブロックのこだわりだからとしか答えようがないのです。
また、製作者のイニシャルと思われる文字が銀箔で入れられています。
DPK(David Paul Kersenbrock)なので、ジョイント側がd、バットキャップ側がpとkなのだそうですが、モディファイされていて全く別の文字に見えますね。ここらあたりもカーセンブロックらしさと言えるでしょう。

新製品のお知らせです。
キューショップジャパンはこのたび日本国内限定販売のオリジナルキュー「ブラック・レーベル」を企画いたしました。
第1弾として、銘木を使用したバットとハイテクシャフトを組み合わせたハイコストパフォーマンスのBLSシリーズの販売を開始 しております。
高品質・高性能、そしてリーズナブルな価格のキューとして、初心者から上級者まですべての方に自信をもっておすすめできる仕様となっております。
是非一度ご覧ください。

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自慢のマイキューをこちらのページに掲載ご希望の方は、キューショップジャパンLINEで直接写真を添付送信ください。キューショップLINEはこちら
必要な写真は以下の4点となっております。

①全体 ②フォアアーム ③バットスリーブ ④ジョイント

※写真角度などは紹介されているキューをご参照ください。
※お客様のこだわりや自慢のエピソードなどもございましたら、是非メッセージご記入をお願い致します。

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