こんにちは、スタッフ野田です。
一見どうしようもない配置から一発で脱出する必殺技の数々をご紹介する「不可能を可能にするショット」の第13弾です。
お題は、角度のないバンクショット、つまりバンクの厚みで的球に手球をヒットさせると、ダブルキスしてしまうという状況です。
では、下図をご覧ください。サイドポケット横のクッションに的球がくっついているという配置です。

こんな配置でサイドバンクにトライする初心者の方がよくいますが、中・上級者の方は下のサイドへバンクしようとすると、前述のとおりダブルキスしてしまうことがおわかりでしょう。的球がクッションから反射してくる前に手球が左に逃げることができないというわけです。
手球がもっと右にあるか、的球とクッションの間に球1個分くらいの隙間があれば、この角度でも手球が逃げることができるのでバンク可能となります。
スタッフ野田も初心者の頃はこれがわからずにバンクにチャレンジして失敗していた思い出があります。
サイドがだめならコーナーへのバンクという手もありますが、遠くて薄い角度になるので成功率は非常に低いです。
カットもまず不可能なこの配置、コーナーバンクより高い確率で的球を入れる方法はないのでしょうか?

この配置では、的球をバンクさせて下のサイドに向かわせるのは無理ですが、その右側半ポイントくらいになら的球を持っていけます。


「それがどうした?」と思われた方、実際にこの配置でその地点を狙って強めにショットしてみてください。その際、手球には右ひねりをかけてください。
すると・・・

図のように的球が上下どちらかのサイドポケットに入りませんでしたか?
球やテーブルのコンディションにもよるので100%とはいきませんが、コーナーバンクよりはるかに高い確率で2もしくは3クッションでどちらかのサイドに入れることができます。

的球が第2クッションから逆方向に反射するのが不思議に思われますが、これは手球が的球に当たったあと、的球が手球とクッションに挟まれて第2クッションから逆方向に向かうヒネリが加わるためです。手球に右ヒネリをかけるのは、それを助長するためです。
このショットのポイントは、サイドポケットから半ポイント以内に的球をバンクできるかを見極められるかどうかです。
半ポイント以上離れてしまうと、的球がサイドポケット側に戻って来ることが難しくなります。

さて、ではこの配置ではどうでしょうか。

的球の位置は同じですが、手球の位置が左に寄っています。
ここからだと、下のサイドはもちろん、サイドの右側半ポイント以内にクッションさせることも難しいです。
的球への角度が付いた分、コーナーバンクの確率は少し高くなり、カットの可能性も出てきましたが、依然としてその成功率は低いものです。
さて、あなたはどうしますか?

この配置では下のサイドの右側半ポイント以内に的球を持ってくることはできませんが、
左側半ポイント以内になら腹切りバンクの形で入れることができます。

「だから、それがどうした?」と思われた方、実際にこの配置でその地点を狙って強めにショットしてみてください。今度は手球に左ひねりをかけます。

先ほどの例と同様に、2もしくは3クッションでどちらかのサイドに入ります。
こちらの方が薄く的球を狙うことになるので、的球に3クッションする力が残るように強めに撞いてください。
目的のポケットより手前側を狙うところがちょっと意外ですね。

テーブルのコンディションなどによって成功しにくい場合がありますが、コーナーバンクやカットより成功率は遥かに高く、「不可能を可能にするショット」の中でも非常に実用的なショットの1つです。
こんな配置になってしまったら諦めて確率の低いコーナーバンクをしていたあなた、次からはこれを思い出して狙ってみましょう。
成功させれば相手はびっくり仰天すること請け合いです。

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