こんにちは、スタッフ野田です。
皆さんは魔法陣をご存じでしょうか。
今回取り上げるのはアニメなどに出てくる悪魔を呼び出すためのものではなく、マス目に数字が並んでいるもので、縦や横に並んだ数字の合計がどれも同じになるというものです。
有名なものは下記のような3×3の魔法陣でしょう。

9マスの枠の中に1から9までの数字が1つずつ入っていて、縦・横・斜めに並んだ3つの数字の合計がどれも15になるというものです。
どなたでも一度はこのようなものを見たことがあると思います。
そこで今回はこういった魔法陣をビリヤードのボールで作ってみようというお話です。

まずは初級編として、トライアングルラックの中に15個の的球を並べて、3辺に並んだ5個の的球の番号の合計が同じになるようなものを考えてみましょう。
たとえばこういうものです。

3辺の5個の合計がどれも40になっています。
別の例も紹介しましょう。

これも合計が40になります。
中央に関係ない3個があるので配置の自由度が高く、他にもいくつかの配置が考えられます。
中央の3個の合計も同じにならないかと試してみたのですが、スタッフ野田には見つけられませんでした。
もしそんな配置が分かったという方がいらっしゃったら、ぜひキューショップのメールなどでお知らせください。

さて、こんな簡単な魔法陣ではつまらないという方には、上級編をご用意しております。
上級編では15個の的球に手球を含めた16個で4×4の魔法陣を作ります。手球の数字は0とします。
ビリヤード場ではボールの貸し出しの際にボールトレイを使用することが多いので、これを使ってボールを並べながら考えてみて頂けると良いと思います。
通常の魔法陣では0の数字は使いませんし、これはなかなか難しいパズルです。
以下に回答の例を示しますので、自分で考えたいという方はこれ以下を見ないでください。

では回答例です。

ご覧の通り、縦・横・斜めに並んだ4個の合計がいずれも30になっています。
更に中央の4個の合計も30になっています。
スタッフ野田は理数系の出身なのでこういったことに興味があり、これを発見したのはもう何十年も前でしたが、かなり感動したのを覚えています。

別の例として、こんな配置もあります。

これはスタッフ野田が雑誌か何かで見つけたものです。
やはり縦・横・斜め及び中央の4個の合計がいずれも30になっています。
手球がコーナーではない配置だったので、ちょっと新鮮(?)に感じました。

これらの他にも魔法陣となる並べ方がありますので、考えてみてください。
分かったからといってビリヤードの技術が向上するわけではありませんが、話のネタとして球仲間などに紹介すれば面白がってくれると思います。


今回使用したボールは、今年からJPBA公式となった、ダイナスフィアのパラジウムボールです。
ピンク色の4番しか見たことがないという方がいらっしゃるかもしれませんが、ボールの歴史の中では4番が紫色だった時期が圧倒的に長く、ビリヤード歴の長い方には馴染みのあるクラシックな配色で、懐かしいと感じる方もいらっしゃることと思います。
JAPA公式のダイナスフィア・プラチナムボールとともにキューショップジャパンで販売中ですので、新しいボールを購入される際にはぜひご検討ください。



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