栗林プロの俺に聞けコーナーのご紹介です。
今回はキューを水平に振るにはどうしたらよいかという質問です。
では早速動画をご覧ください。

【動画】Q.キューを水平に振るコツって何ですか? (時間:36m10s頃より)

肘を支点にして前腕だけを動かせばグリップ部分は水平ではなく円弧を描くように動きます。
グリップが下がればキュー先は上がり、グリップが上がればキュー先は下がります。
肘・ブリッジ・グリップを固定しているかぎり、これは避けられません。

*この図は分かりやすいように誇張してあります。

キュー先がストローク中に上下していようと手球を撞いた瞬間に望む撞点を望む方向に向かって捉えていればよいわけですが、そのためには正確なタイミングでキュー先が手球に接触する必要があります。
キューが水平に振れるならタイミングのことを考える必要はなく、安定した撞点と方向で手球を撞くことができます。水平に近いストロークが有利な理由はここにあります。
ではどうすればそうすることができるでしょう?
質問者はキュー先が下がってしまうということなので、栗林プロはグリップの位置を後ろに下げて、キュー先が下がるタイミングを遅らせる方法を紹介しています。
そしてもう1つ、グリップが最下点に来たとき、そのままストロークを続けると図のようにキュー先が下がってしまうので、その瞬間からグリップが上がる量だけ肘を下げてやればキューを水平に出すことができることを説明しています。つまり上腕と前腕を連動させてキューの動きに追従するように前に動かすわけです。
これを「肘を落とす」と言います。
ただしこの方法にはデメリットもあります。肘と肩の2か所の関節を同時に動かすことになるのですが、動く部分が増えればキューの方向性(精度)に悪影響を与える恐れが出てきます。
栗林プロは動画の中でこの危険性にも言及しており、一流のプロプレーヤーでも一切肘を落とさない人もいます。
肘を落とすか落とさないかは練習の中でいろいろ試してみて、メリットが大きいと思う方を自分自身で選択するしかありません。
水平なストロークは理想ではありますが、それが必ずしも万人向けとは限らないのです。

 

ストロークのトレーニング用グッズもいろいろあります。
是非お試しください。

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