
ZEN(ゼン)キューです。
阿 仁(A ZEN)氏が少数の職人と共に上海の工房で製作しています。
ZENのブランド名が知られてきたのは7~8年ほど前からですが、その時点でメーカーのキュー製作の経験は20年ほどあり、現在はその高品質さと精緻なインレイワークによって非常に人気があります。


フォアアームです。
基本的なデザインはオーソドックスな長短のハギが4本ずつ入った親子8剣なのですが、長剣の中にはシルバーやアバロニなどのインレイがあり、短剣の中には微細なスクリムショウが施されています。

グリップ部分です。
グリップは2分割されており、グリップの前後と中央の3か所に独特のS字型のリングワークが入っています。


バットスリーブです。
黒檀ベースにシルバーとアバロニなどでハギに入っているものと同じモチーフながらより細かいインレイが入っています。
ZENキューの真骨頂ともいえるインレイですが、ただ精緻なだけでなくキュー全体で統一性の取れたデザインになっており、芸術性の高さを示していると思います。
ジョイントカラーとバットスリーブの下にはZENキュー独特の「雷文」と呼ばれるリングワークが入っています。
バットキャップにはZENキューのロゴマークがシルバーで入っています。また、バンパーラバー(尻ゴム)もロゴの入ったZENキュー専用のものです。

ジョイントです。
3/8-11山のフラットフェイスです。
雷文リングが付いたカスタムジョイントキャップが付属しています。


シャフトのカラーにも雷文リングが付いています。
このキューには種類の異なる2本のシャフトが付属しています。
ZENキューにはテーパーや加工方法などが異なるいくつかの種類のシャフトがあります。


このキューには専用のエクステンションが付属しています。


エクステンションはこのようにバンパーを外してからネジ込んで取り付けます。
ZENキューはこのような複雑なデザインのキューが多いため製作に時間がかかります。
キューショップジャパンでも扱っているのですが、なかなか入荷しないうえに大変人気があるので入荷してもすぐに売り切れてしまいます。
メーカー側も製作本数を増やす努力をしていますが、品質を落とすことはできないので今後も入手困難な状況は続くと思われます。




