RICHARD BLACK CUSTOM CRAFTED CUES

リチャードブラックです。

皆さんご存知、テキサス州のキューメーカーの重鎮です。

キュー製作がしたくて成功していた本業の株取引業をやめてしまったという経歴を持っています。

高齢のため近年は製造本数が激減していますが、かつては12種類の基本モデルを主力としてバラエティに富んだデザインのキューを作っていました。

このキューは「ブラックバロン」と呼ばれるデザインで、リチャードブラックの中でも大変人気があり、同様のデザインでアレンジを加えたものや材料を変えたものがいろいろ作られました。

スタッフ野田も大好きで、これと同じデザインのキューを所持していたことがありました。

非常に洗練されたデザインで、リチャードブラックの中でこれが一番好きだという人も相当数いらっしゃるのではないでしょうか。

 

フォアアームです。

薄茶色にステインがかけられたメイプルに、巾広の2枚ベニヤに縁取られた黒檀の4剣です。

ハギの中にドットとラインのインレイが入っています。

単純ですが独特な雰囲気を醸し出す優れたデザインです。

バットスリーブです。

このキューのモチーフは「点と線」なのでしょうか、ドットとラインを中心としてデザインされており、ウインドウとダイヤ型インレイが配置されています。

リングワークもドットとラインで構成されています。

バットキャップはデルリン製です。

 

ジョイントです。

伝統的な5/16-14山のパイロテッドジョイントです。

ジョイントカラーはステンレス、その下のリングはニッケルシルバーと思われます。

シャフト側のメスネジ(ブラスインサート)の様子がよくわかります。

フォアアームに書かれたサインです。

ネームのみで製造年月がないシンプルなパターンです。

ハギを縁取っているメイプルと黒檀のベニヤがかなり厚いのが分かります。

一般的に薄いベニヤをたくさん入れる方が見栄えがするのですが、敢えて厚いベニヤを使用しているところにメーカーの主張が感じられます。実際、このキューには色鮮やかな多数のベニヤは似合わないと思います。いぶし銀の魅力といったところでしょうか。

 

当店にもリチャードブラックがあります。

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