メウチ・キュー

アメリカ3大キューメーカーの1つ、メウチです。

マクダモット、バイキングと並ぶアメリカの量産キューメーカーの代表です。

日本では「メウチ」の名で呼ばれることが一般的ですが、実際の発音は「ミューチ」に近いです。

他のキューメーカーとは一線を画す仕様をいろいろ持ったキューです。

フォアアームです、

このキューは、かつてジム・レンピのシグネイチャー・モデルの最上位であるJR-7という型番が与えられていたキューでした。

ステインのかけられたメイプルに王笏(おうしゃく、王様が使う杖)のインレイが入っています。

こちらの面には剣がインレイされています。

中世の貴族社会で頂点として君臨していた王をモチーフにしていたことは間違いありません。

手のかかる凝ったインレイです。

バットスリーブです。

王冠のインレイがひときわ目立ちます。このキューの顔と言ってよいでしょう。

「ビッグM」と呼ばれるメウチロゴがバットキャップにあります。

JR-7モデルの時には、現在とは全く異なる[MEUCCI ORIGINALS]の表記がされていました。

また、このキューの特別バージョンの写真が当時のメウチキューのカタログの表紙を飾っていました。そのキューは「The King James」(King Jamesはジム・レンピのニックネームです)と呼ばれ、白い部分が全て象牙で、14金のインレイとダイヤ・ルビー・エメラルドといった宝石が各所に埋め込まれていました。

ジョイントです。

長めのジョイントピンを使用した、18山のフラットフェイス・ジョイントです。

メウチと言えばこのジョイントですね。

プレデターなどの18山シャフトがフラットフェイスになっている理由は、メウチに使う人が多いことを考えたためであることは想像に難くないです。

フラットフェイスならパイロテッドのキューにも使用が可能ということもあります。

モデルによってシャフト側のカラーのデザインが異なるので他のキューとの差別化がはかれるのですが、それ故に他のシャフトを使うとデザインの一貫性が損なわれるという不便な点もあります。

デザインを取るかシャフトの互換性を取るかはメーカーのポリシー次第ですね。

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