こんにちは、スタッフ野田です。
「ポケットハウス」第4号のご紹介です。
1988年の3月号となっており、映画ハスラー2によるビリヤードブームまっただ中の頃で、100ページ近くありますので、4回に分けてお送りします。

表紙にはアメリカの女子プロプレーヤーと、堺正章、田中健の写真が掲載されています。
定期購読販売しかしていないビリヤード雑誌に、こんな豪華なゲストが登場するとは今更ながら驚きます。

2ページ

ロサンゼルスクラブ(新関建設)の広告です。
日本経済新聞社から表彰された内容が紹介されています。
LACジャパンオープンを開催したりと、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

3~9ページ


アメリカから招待された女子プロプレーヤーの紹介です。
当時の女子のトッププロが招待されています。
結婚・離婚などで現在は苗字が変わってしまっている人もいますね。
スタッフ野田の個人的希望としてはジーン・バルーカスも招待して欲しかったです。
「in CHOTARO CUP」の表記がありますが、彼女たちは長太郎ビリヤード(現在も営業されています)で行われた長太郎カップ・トーナメントに参戦するために招待されました。
このトーナメントには日本の三浦プロや古波蔵プロといった女子プロを交えて行なわれ、全国ネットでテレビ中継されました。スタッフ野田も放送を見たのですが、長太郎ビリヤードに設置されていたテーブルがハスラー2で使用されて脚光を浴びたマレー製の物で、「あのテーブルでプレーしてみたいなあ」と思っていました。
トーナメントはロビン・ベルとエワ・マタヤの決勝となり、その結果は22ページで紹介されています。
説明文の中に「ブレイクナイン」という言葉が出てきますが、これは9ボールゲームのブレイクショットで9番がポケットするブレイクエースの意味です。

10ページ

広告のページです。
懐かしいメウチやバイキング、マクダモットのオールドモデルが並んでいます。

11ページ

目次です。
前号まではカラーページでしたが、白黒になりました。
貴重なカラーページを目次に使わないで欲しいと当時のスタッフ野田は思っていたのですが、同様な意見を持つ読者が多かったのでしょうか。

12~15ページ

田中健のインタビュー記事です。
現在も活躍している俳優さんですね。
スタッフ野田はTVドラマ「科捜研の女」に出ていたのを覚えています。

16ページ

広告のページです。
ブランズウイック社製のゴールドクラウンⅢが紹介されています。
このテーブルは非常に息が長く、現在でも多くが現役で使われています。
でもヘッドレールに付いている銘板とフットレールのスコアラーが邪魔だという人が多くて、ゴールドクラウンⅣ以降はこれがレール上に付けられることは無くなりました。

17~19ページ

ブレイクショットについての記事です。
パワーよりも正確さが大事であると強調していますが、これがなかなかできなくて悩んでいる人は多いと思います。
強烈なパワーと正確さの二律背反する条件を満たさなければならないブレイクショットは、最も難しいショットだと言えるかもしれません。
ギックリ腰もちのスタッフ野田は体重移動して放つパワーブレイクなど恐ろしくてもうできません。

20~21ページ

ファッションの記事です。
スタッフ野田は門外漢なのでノーコメントです。

22ページ

日米女子トーナメントについてです。
冒頭のカラーページで紹介されたアメリカからの招待選手を日本の女子プロが迎え撃つ・・・というトーナメント企画でした。
といっても日本からの参加は三浦・古波蔵の二人だけで、実際には日米混合の女子トーナメントという形でした。

23ページ

全日本アマチュア14-1選手権の記事です。
関東からの参加がまったくなく、出場者のほとんどが関西のプレーヤーだったと記載されています。
たしかに9ボールや10ボール、ローテーションなどにくらべて影が薄い14-1ですが、近年は関東にも14-1愛好家が増えています。
愛好家の一人であるスタッフ野田は、何とか関東でもこういったトーナメントを開催できないものかといろいろ画策しております。

24ページ

1988年1月と2月のプロマンスリーの紹介です。
奥村プロが連勝しています。
この頃の奥村プロは誰もが認める日本のNo.1プレーヤーであり、ミスター・ビリヤードと呼ばれていました。

*近日中に#2をお送りします。

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思うようにビリヤードができないという方も多い昨今ですが、来たるべき時に備えて知識だけでも蓄えておきましょう。

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※写真角度などは紹介されているキューをご参照ください。
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