
マイフェイバリットキューではお馴染みのタッドです。
特に日本では人気がある(アメリカでも人気ですが)ので、このコーナーで取り上げることが最も多いキューです。
今回のタッドは持ち主の方も一緒にご紹介します。
このキューの持ち主は、JPBA1期生の花谷 勝(はなたに まさる)氏です。
JPBA1期生、つまり日本のポケットビリヤードのプロ組織を立ち上げた11人のうちの一人ということです。
全日本選手権優勝をはじめとして国内外で数々の功績を残し、ビリヤード歴の長い人ならその名を知らない者はない、まさにレジェンドと言える存在です。

この写真は先日スタッフ野田が福島県白河市にある花谷さんのお店「キュースター」を訪問した際に撮影したものです。
今年で御年86歳となり、病気・手術などのためもあって現在は残念ながらビリヤードはほとんどできないのですが、5年くらい前までは私がお店を訪れた際には毎回14-1を一緒にプレーしていただき、80歳近くの年齢になっても50点ランをたたき出すほどの腕前をキープされていました。

フォアアームです。
色々なタッドを見たことがあるという方にはお判りだと思いますが、ちょっと変わったデザインです。
このフォアアームを見ただけでタッドだと分かる方はあまりいないのではないかと思います。

フォアアームのクローズアップです。
メイプルのベースに黒檀で長方形のウインドウを用いた構成のデザインとなっています。
ダイヤ型やオタマジャクシと呼ばれる楕円形のインレイで構成されたタッドはたまに見かけるのですが、このようなデザインは非常に珍しいと思います。

バットスリーブです。
フォアアームと同様のウインドウインレイの中にマザーオブパールのノッチドダイヤが入れられています。
スリーブの上下に入れられたメイプルのラインで構成されたリングも珍しいですね。
グリップとバットスリーブの間に入った白いリングと異様に長いバットキャップがタッドらしさを醸し出しています。

ジョイントです。
ジョイントカラーのリングはタッドらしいメイプルと黒檀の格子リングとなっており、ショートピンと呼ばれるジョイントピンが短い18山のパイロテッドジョイントとなっています。
タッドというとジョイントカラーはステンレスなどの金属製というイメージがありますが、このようなものも存在するのです。
キューショップジャパンでは、このような高級カスタムから量産品まで、いろいろなキューをお求めやすい価格で販売している新古・中古キューのコーナーがあります。
在庫品は常に変動しておりますので、時々チェックしていただければ思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。




