こんにちは、スタッフ野田です。

キューショップジャパンの新企画「超初心者用ビリヤード・ドリル」のページへようこそ!

このページでは、ビリヤードが上手くなりたいけれど、どんな知識が必要で
どんな練習をすれば良いかが分からないという初心者の方のために、
最低限必要な知識やスタッフ野田オススメの練習法などをご紹介します。
ブリッジの説明は今回が最後です。
ご紹介するのはメカニカルブリッジです。

代表的なメカニカルブリッジの例です。
色々な材質・形状のものがあり、大抵はビリヤードテーブルの左右どちらか(あるいは両方)の下部にこのメカニカルブリッジのホルダーがあり、そこに装備されています。

「メカニカルブリッジ」はちょっと長ったらしい名称なので、「レスト」とも呼ばれます。アメリカではその形状から「レイク(RAKE)」(ルーレットなどでチップをかき集める道具)と呼ばれることもあります。

その他にも「ブリッジ・スティック」などの呼び名があり、日本でも「熊手」「如意棒」「孫の手」「お助け棒」「インチキ棒(!)」等の俗称があります。これほどたくさん別名を持つ道具も珍しいですね。

メカニカルブリッジは手球が遠くて手が届かない配置になった際に使用する、ブリッジハンドの代わりをしてくれる道具です。
先端のキュー先を乗せる部分をブリッジヘッドと呼び、大きさには上限(80x130mm以内)があります。また、2本重ねて使用することもできますが、トーナメントによっては許されない場合もあります。
大抵はビリヤード台に備え付けの物を使用しますが、ブリッジヘッドだけの商品(通常のキューの先に取り付けて使います)がありますので、これを持ち歩く人もいます。スタッフ野田も愛用のブリッジヘッドを持ち歩いています。
的球をたくさん使うゲームでは頻繁に球越しのショットをする必要に迫られることもあり、テーブルに備え付けのものでは小さすぎたり形状が不適切でうまく撞けないという場合もあるからです。
右利きの場合、左手でメカニカルブリッジを動かないように押さえて、右手でキューを操作する事になります。
羅プロのメカニカルブリッジの使い方を見てみましょう。

メカニカルブリッジは絶対に動かないようにしっかり押さえてください。
この写真のようにテーブル上に置いて左手で押さえるのが理想です。
的球が邪魔でテーブル上に置けない場合は左手でしっかり握って下に押さえつけるようにします。
キューの握り方も通常とはまったく異なるものとなります。

キューは写真のようにキュー尻を軽く握り、鷲掴みするように強く握ってはいけません。親指と人差し指・中指の3本でつまむような感じです。
右腕は45度くらい(羅プロもそれくらいです)が最もやりやすいと思いますが、これは人によって違うと思いますので、最も安定してキューを動かせる角度を試しながら探してください。
通常のショットは肘から先の腕の動きが重要ですが、メカニカルブリッジでのショットは手首のスナップが重要になってきます。手首を柔らかく使ってスムーズに撞き出してください。
強いショットはできませんので、手球の動きは必要最低限に抑えます。
そして、キューを水平に動かすことが難しい(キュー尻が上がり、キュー先が下を向く)ので、手球の中心を正確に撞くことを心がけてください。これが左右にずれると手球にカーブがかかり狙いが外れてしまいます。


いざという時のために、ブリッジヘッドを持っておくことをおすすめします。
小さなものなので、キューケースのポケットに入れておけば安心です。
いろいろな形状がありますので、お好みのものをどうぞ。

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①全体 ②フォアアーム ③バットスリーブ ④ジョイント

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