こんにちは、スタッフ野田です。

みなさん、最新版のCUE'S(vol.188 2018年5月号)をご覧いただけたでしょうか。

不肖スタッフ野田がタップについて蘊蓄を述べさせていただいた記事が掲載されていますので、是非ご覧ください。

今回はこれにちなんでビリヤード関係の雑誌(定期刊行誌)についてお話したいと思います。

まず冒頭でご紹介した「CUE'S」ですが、この名称は三代目です。
初代「Break」→ 二代目「球's」→ そして現在の「CUE'S」となっています。
それぞれの第1号です。

「Break」はB5版くらいの小ぶりの雑誌で、内容は結構豊富だったのですが、紙質の関係で写真などが不鮮明でした。
出版社側もこれが不満だったのか「Break」は2号発行されただけで、その後に紙質を改善してA4判になった「球's」となりました。「球's」創刊号表紙右上には「Break改め」という表記があります。

その後、2004年7月号(vol.59)から「CUE'S」としてリニューアルし現在に至っています。
私は別に出版社の回し者ではありませんが、全国的に情報を共有できる媒体としてこのような雑誌の存在意義は、ネット社会となった現在においても非常に大きいと思っています。

また、こういった雑誌のインストラクション記事を読んで上達の壁を破る事ができた経験が私自身何度かありますし、これを読まなかったら不毛な練習を何時間していたことかと思うこともありました。ビリヤードは知識で上手くなる部分もありますので、上達を目指す人には2か月に一度のCUE’Sを買うことは十分見合う出費だと思うのです。
国内唯一のビリヤード雑誌となって不況の中で孤軍奮闘している「CUE'S」、皆さん応援してください。

「CUE'S」が発行される以前には、ビリヤード雑誌として「ビリヤードマガジン」がありましたが、現在は廃刊となっています。
これも初代「ビリヤードマガジン」と、二代目「ワールドビリヤードマガジン」の2種類があります。
それぞれの創刊号です。

この雑誌を「ビーマガ」と呼ぶか「ビリマガ」と呼ぶかで論争になったこともありました。PC(パーソナル・コンピューター)の黎明期に「パーコン」か「パソコン」かでモメたのとどこか似ている感じがします。
「ビリヤードマガジン」は映画「ハスラー2」のブームで爆発的に増えたビリヤード人口をあてこんで創刊された(と思う)雑誌で、当初はそれなりに売れていましたが、ブームの終焉とともに販売部数は減少の一途をたどり、第47号で最後となりました。

その後、この雑誌を復活させたいという有志の努力で、書店に委託販売するのではなく、完全予約制の定期購読販売という形で「ワールドビリヤードマガジン」が創刊され、多くのビリヤード店舗が販売に協力しました。

この「ワールドビリヤードマガジン」は14年ほどの長期間にわたって発行が続けられましたが、1998年からは「CUE'S」がライバル誌として登場し、ついに2006年にその幕を閉じることになりました。

この雑誌については、記事の間違いや誤植の多さ(自虐的に「誤植の森」というコーナーを作っていたほど)さらに発売が遅れたりといった問題がありましたが、編集長のHさんはじめ、数少ない編集の人達のビリヤード雑誌にかける熱意は本物だったと思います。

「ビリヤードマガジン」以前となると、全国的に販売されていた雑誌というのはあまりないのですが、比較的多くの人に知られていたものとして、「ピカソ」と「ポケットハウス」があります。
「ピカソ」第1号と「ポケットハウス」第1号

この2つの雑誌は実質的に同じもので、「ピカソ」が1号から8号まで発行され、
その後を継いで「ポケットハウス」が発行されました。発行元も同じです。

「球's」と「CUE'S」のような関係ですね。記事の内容も引き継がれていますし、
vol.番号も続いています。(でも綴じる方向が逆になりました)

どちらもB5版ぐらいの大きさで、「ピカソ」は20ページほど、「ポケットハウス」は50~90ページ(号によってまちまち)ほどの雑誌です。

「ピカソ」の創刊は1986年1月(映画「ハスラー2」が公開された年)で、書店での販売ではなく、購読申込制でした。

「ポケットハウス」は1988年11月号まで全部で8冊刊行されましたが、その後休刊となります。
そして半年後、発行所が変わってNPBA(日本ポケットビリヤード協会)の協会誌として同名で復活し、1989年5月号と7月号が発行されました。

その後いつまで発行が続けられたか私には分からなかったのですが、近年になって編集長だった村田氏と出会い、それ以降は発行されていないことをお聞きしました。

この雑誌で私は奥村プロのポケット講座の連載を楽しみにしていました。当時はビリヤードの参考書といったら四つ玉に重点を置いたものがほとんどで、ポケットに役立つ記事などほとんどなかったのです。奥村プロの記事は非常に実戦的で、今でもその記事から得た知識が役に立っています。

「CUE'S」よりあとに発行されたものとしては、無料誌「FUSION」がありました。
短期間だけの発行でしたが、5号くらいまであったと思います。
また、ビリヤードとダーツ両方の記事をミックスした「Pool&Darts」という雑誌もありました。第7号までは確認していますが、その後自然消滅していったようです。

さて、次回は私にもよくわからない古い時代の出版物と、海外のものなどに触れてみたいと思います。

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