こんにちは、スタッフ野田です。
一見どうしようもない配置から一発で脱出する必殺技の数々をご紹介する「不可能を可能にするショット」の第17弾です。

今回のお題は下のような配置です。
    ↓

ゲームはナインボールで、ブレイクで③をポケットし、この配置となりました。

①をコーナーにポケットすることは容易にできますが、その際に手球は赤矢印で示したように①の横にある⑦に当たってしまいます。
②は遠い短クッション側にあるのですが、①を入れて②にポジションすることができるでしょうか。

この難問を解決するために、こんなショットをすることができます。

キューを少し立てて強く撞き、手球をジャンプさせるショットです。
手球は少しジャンプしながら①に当たってさらに跳ね上がり、⑦を飛び越えて長クッションに入り②へポジションするというものです。

コツとしては、少しだけ厚めに狙ってください。手球がジャンプして的球の中心より上に当たるので、結果として少し薄めにカットすることになるからです。
このショットが可能となる状況は限られており、まず手球がジャンプしながら的球に当たらなければならないため、手球と的球の距離が近くなければなりません。
また厚みの精度が落ちるため的球がある程度ポケットに近いことが必要です。
さらに薄い配置になるほどジャンプの具合による厚みの誤差が大きくなり的球を入れることが難しくなると同時に、手球が的球に当たった後に進む方向が不安定になるため厚い配置であることが条件となります。
あまり極端にキューを立てることは避けて、力加減でジャンプの具合を調整してください。
簡単なショットではありませんが成功の可能性はそこそこあり、状況によっては最善の方法となります。
次の配置図をご覧ください。

上図はこのショットが有効となる典型的な例です。
やはり①から②へ出そうとするもので、③⑨が邪魔になっているという配置です。
①はかなり厚い配置でサイドポケットの真正面近いので厚みの許容範囲が大きく、成功率は高いです。

ご覧の通り少しキュー尻を上げて強めに撞けば③⑨を飛び越えて②にポジションすることができます。
そこそこ実用的なショットなので実際にプロの試合などでも見かけることがあります。
下記の配置をご覧ください。

これは2010年に行なわれたダービーシティ・クラシックのテンボールゲームでの配置です。
プレーヤーは皆さんご存じのエフレン・レイズです。
①はポケット出来ますが、④が邪魔で反対側のコーナー近くにある②へのポジションが難しいという配置です。
④をジャンプで飛び越えるということはもう皆さんお分かりだと思いますが、手球がジャンプした先には⑤があり、これをかわさなければ②へポジションすることはできません。
レイズはこの状況でどのようなショットをしたのでしょうか。
スタッフ野田がこのショットを再現してみましたので、ご覧ください。

手球は①に当たった後④を飛び越えて前方に飛び出していき、その後にバックスピンでクッションを使わずダイレクトに②へポジションしています。
強すぎれば手球が⑤にぶつかる恐れがあり、弱ければ手球に強いバックスピンがかからず②にポジションできないという、微妙な調整が必要な難しいショットです。
試合中にこんなショットを思いつき、なおかつ一発で決めるレイズはさすがとしか言いようがありません。
手球がジャンプした先にトラブルがある場合はこのようなショットが必要となります。

この配置では手球が⑤⑥を飛び越えた先に③があり、これにぶつかれば②にポジションできる保証はなくなります。
そこで手球に強い引きをかけて③を避けます。

キューを立てながら下の撞点を撞く必要があるので難易度が高くなりますが、実際のゲームの中でも案外役に立つ場面があるので、覚えておいて損はありません。

ご紹介したこれらのショットは動画をご覧の通り通常のプレー用キューで行なうことが可能ですが、ジャンプキューを使えば楽に妨害ボールを飛び越えることができます。(飛びすぎに注意!)
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