マイフェイバリットキューの常連キュー、タッドです。
タッドは昔から日本人好みのキューとして多くが輸入され、アメリカより日本国内の方がたくさん存在するのではないかと言われるほどです。
ちょっと昔の話になりますが、タッドはキュー切れは良いがコントロールが難しいジャジャ馬キューとだいう評判がありましたが、同時にタッドキューを使いこなせるのは上級者の証とも言われ、スタッフ野田も「いつかはタッド」と思って憧れていました。

フォアアームです。
杢目の美しいバーズアイメイプルに黒檀の4本ハギデザインです。
ハギには4色のベニヤが付けられ、マザーオブパールのノッチドダイヤとドットのインレイが入れられています。
このインレイの組み合わせはタッド独特のものというわけではないのですが、「このインレイが最も似合うキューは何か?」と質問されれば「タッド」と多くの人が答えるのではないでしょうか。

バットスリーブです。
タッドキューの中でも、かなり手の込んだデザインだといえるでしょう。
白いウインドウの中に黒檀のオーバルインレイ、そしてその中にマザーオブパールのノッチドダイヤインレイが入っています。
リングワークもメイプルの正方形の中に黒縁付きのマザーオブパールのドットが入ったタッドらしいデザインのものが施され、さらにハギの物と同色のベニヤで仕切りを入れてマッチングデザインとなるように工夫がされています。
このような部分は一見するだけでは見逃してしまいがちですが、こういった細かい部分にまでこだわった作りがタッドキューの魅力の1つといえるでしょう。

ジョイントです。
お馴染み5/16-18山のパイロテッドジョイントで、ショートピンと呼ばれる少し短くて先端がフラットなジョイントピンが使用されています。
シリアルナンバーは不明なのですが、このジョイントピンとジョイントカラーの下のリングがシルバーリングになっていることから、1980年台かそれ以前に製作されたかなり古いキューだと思われます。
バットスリーブの写真をご覧になって、グリップの糸巻とバットスリーブの間に白い樹脂リングが無かったことから、製造年代が新しいものではないかと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、このキューのように古いものでも白樹脂リングが無いものも存在します。

キューショップジャパンにウィットンケースのタッドモデルが入荷しました。
高品質な手作りカスタムケースとして知られるウィットンケースがタッド・キューの正式認可を得たうえで製作したものです。
タッド・キューのオーナーなら必見のアイテムです。

ビリヤードデイズさんの記事でも、このキューケースをご紹介していますので、併せてご覧ください。

〈BD〉TAD公認、『Whitten』(ウィットン)の「タッド・ケース」、キューショップジャパンで販売中!

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「My Favorite Cues」ページでは、皆様のお気に入りキューを紹介するページです。

自慢のマイキューをこちらのページに掲載ご希望の方は、キューショップジャパンLINEで直接写真を添付送信ください。キューショップLINEはこちら
必要な写真は以下の4点となっております。

①全体 ②フォアアーム ③バットスリーブ ④ジョイント

※写真角度などは紹介されているキューをご参照ください。
※お客様のこだわりや自慢のエピソードなどもございましたら、是非メッセージご記入をお願い致します。

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